特許事務所の仕事は専門性が高く、緊張感が伴う職場です。
しかし、そのハードな仕事を乗り越えていけるのもプライベートの充実があってこそ。
クライアントとのやり取りなど、一人で多くの業務を担うアスフィでは、
裏を返せば、仕事の調整を自分自身で行うことができるのがメリットでもあります。
この特性を利用して計画的に休みを取得したり、時差出勤を取り入れたり。
自由な働き方で、趣味の時間を楽しむ4人に、それぞれの想いを語っていただきました。
趣味は音楽鑑賞。最近では、年に3~4回、ロックバンドのライブに出かけるのが楽しみ。自分自身の趣味のほか、子どもの用事でも休みを取ることも。
趣味はボードゲーム。始めてから4ヶ月で今は月に2回、大阪や長岡京で開催されるボードゲーム会に通うほどはまっている。ほかにも映画鑑賞やカラオケに行くのも好き。
趣味は筋トレ。時差出勤を利用し18時頃までに帰宅。週に数回ジムで汗を流すほか、自宅でもトレーニングをしている。北海道やフランスに旅行するなど活動的。
趣味はK-POPやコスメなど、韓国カルチャー。年に1~2回はライブのために訪韓。日本でも体験したり、入手できたりするものも多いが、やはり現地で楽しむのが好き。
休日の楽しみが、仕事のモチベーションをアップさせてくれる
みなさんの趣味や楽しみについてお聞かせいただけますか。
水島
私は年に3~4回ロックバンドのライブに行くのが何よりも楽しみです。その日を目指して、その目標があるから仕事を頑張れると思います。
西田
どんなバンドなんですか?
水島
けっこう激しめなバンドで。モッシュやダイブとかってわかりますか?観客がわーって集まって、おしくらまんじゅうみたいになったり、ダイブは頭上を後ろから人が転がってきたり……。
一同
激しいですね!
後藤
水島さんも転がすんですか⁉
水島
いえいえ(笑)。以前、一度だけ最前列の席が取れたので、うれしくて行ったんですが、観客が靴のまま後ろからダイブしてこられて、大変なことになりまして。それからはいい整理番号が取れても、少し後の位置にいるようにしています。
福本
ライブへは仕事の帰りに?
水島
いえ、休みを取って行きます。この日は朝から気持ちを整えていますから!
仕事を休んで、しっかり趣味を楽しむ日が持てるのはいいですね。
西田
私はK-POPや韓国コスメが好きなので、仕事を休んで韓国に行くのが楽しみです。土日と有休を組み合わせて、早朝便で韓国に行って、めいっぱい楽しんできます。私もこれを目標にして、頑張って仕事してます。
後藤
西田さんは半休取って、午後からライブに行ったりもしてましたよね。
西田
その時は、きっと日本で行われたライブですね。
水島
仕事帰りにライブに行くのって、しんどくないですか?
西田
その日はアドレナリンが出ているので、全然大丈夫なんですが、次の日がどっと疲れます(笑)。
水島
むしろ翌日に有給休暇を取ったほうがいいんじゃないかと思います。ゆっくりと感動の余韻に浸って過ごしたいというか。
西田
分かります!昨日の今頃は……とか振り返ったりして。日本でもライブはありますが、やっぱり休んで韓国のライブ会場まで行くのがいいんです。去年、入手が超難関のKPOPアーティストの釜山でのライブチケットが奇跡的に取れて行ってきました。現地で買ったグッズは宝物です。
福本
みなさん、いろいろ楽しみがあるんですね。私は月に2日は有給休暇をとるようにしています。とらないと有休が消えていっちゃうので。その日は1人で午前中に映画を見にいったり、カラオケに行ったりして、ストレス発散しています。
後藤
私の楽しみは旅行です。旅行でリフレッシュしたことで、そのあとの仕事がより頑張れるっていうこともありますよ。
自分で調整できる自己完結型の仕事。
何かあったら先輩に相談を
休みを取るとき、仕事の都合はどのようにつけていくのですか。周囲のサポートも含めて教えてください。
西田
アスフィの仕事は、基本的にクライアントと自分とで進めていく自己完結型。自分できちんと仕事を調整できれば、休みを取ることはできます。2~3日の短い休みなら、そんなに無理なく調整できると思います。
後藤
実は私、最近2週間休みを取って、フランスに旅行に行ったんです。申請する前はこんなに長くお休みを取るのは大丈夫かなって思っていたんですけど、上司も同僚も「いいよ」って言ってくれました。逆に驚いたくらいです。「やめへんのやったらいいよ」って。上の人たちがそう言ってくれてうれしかったです。
水島
確かに2週間休む人はあまりいないけど、海外に行くならそれくらいあるといいですよね。かなり前もって申請して、仕事を調整することになるとは思います。
後藤
私が休みを取ったときは、たまたまその直前に仕事の期限がちょうど来て、区切りがついたので良かったんです。終わってなかったら、他の人に助けてもらうことになってしまったと思います。自分ではどうしても調整できないこともありますから。
福本
自己完結型でペース配分を任されていることがいい時もあるけど、反対に誰か助けてって言うこともあります。そういうときは、「できるだけ早めに先輩に相談するように」と言われています。
水島
それは緊急で対応すべきなのか、そうじゃないのか。判断ができる先輩にまず相談をってことですね。
時差出勤制度を活用して、退社後の時間を充実させることも
時差出勤制度をどなたでも利用できるそうですが、
趣味の充実という面ではどんなふうに活用しておられますか?
福本
後藤さんは時差出勤制度を活用して、早めに帰ってジムに行ってるんですよね。
後藤
ジムで筋トレやランニングをするのが趣味なんです。朝は8時に出社して、16時半ごろには退社します。その後自宅で何か少し食べてからジムへ行きます。昨日はジムから帰ってきて20時半には寝ちゃいました。
一同
早い(笑)
後藤
週に2~3回ジムに行って、1回に1時間以上はトレーニングしてます。ダンスを高校3年生までやっていたんですけど、その後はスポーツをしていなくて。年を重ねてから筋トレを始めました。気軽にできていいなって。
西田
そんなに!筋トレって楽しいんですか?しんどそうですけど(笑)。
後藤
汗かいてすっきりするのが気持ちよくて。
西田
やってるときは無心?
後藤
走っているときは無心です。ランニングマシーンって、目の前に何カロリー消費したとか表示が出るんですよ。その数字が更新できるとうれしい。それに、筋トレは鏡で見てここに筋肉がついてきたなとか、変化がわかってやりがいがあります。ウエイトトレーニングではウエイトの重さを増やしていって、どんどんできるようになってくると、もっと頑張りたいと思います。
西田
今何キロくらいのウエイトをあげているんですか?
後藤
20キロとかあげてます。
西田
すごいですね!想像がつかない!それだけ体を動かしてから自宅に戻っても20時半には寝られるなんて。時間的な余裕があるのはいいですね。
職場とは違う人間関係を築くことが新しい楽しみにつながる
趣味と仕事の関係性はどのように感じていますか?
福本
私はボードゲームに夏からはまっているんですが、もう仕事を忘れて、集中してやってます(笑)。
西田
どのくらいの頻度でやってるんですか?
福本
休日に月に2回ほどです。ボードゲームをやる会があって、そこに参加しています。
水島
サークルみたいな感じですか?
福本
そうですね。毎回来るメンバーは違うんです。初めて会った人といきなりゲームで対戦することもあります。
西田
全然知らない人とですか?
福本
そうなんですよ。
後藤
ボードゲームって、勝ったり負けたりってあるんですか?
福本
ありますよ。2人で対戦するものや、10人、12人と大勢でやるゲームも。1ゲームは早かったら5分とかで終わりますが、長いものでは6時間とかも……私は長くても2時間くらいしかまだ経験がないですけどね。
西田
ボードゲームって、どんなところが楽しいですか?勝ち負けとかは置いておいて。
福本
例えば、正体を隠して、嘘をついて相手にカードをひかせるなど、かけひきがあるんです。それにゲームにもいろいろな種類があって、いろいろな楽しみ方があります。私が好きなのはデッキ構築系というタイプ。ポイントを集めて、カードを手に入れて、さらにすごろくみたいになっていて……。
西田
複雑なんですね。説明を聞いても、よくわからない!
福本
そうなんです。人に説明しづらいんですよ。でも面白い。だんだん戦略を磨いていって強くなる。ボードゲームも勉強なんです。
水島
はまったきっかけは何だったんですか?
福本
はじめて行ったとき、価値観をすり合わせるゲームをしたのですが、そこで、私が人の価値観と違う答えを出してしまったんです。でもそれを周りの人がフォローしてくれて。違う価値観でも、私の価値観のままでいいんだなと思えたことが、居心地よかったんです。それでまた行こうと思いました。
仕事に役立つと感じることはありますか?
福本
ボードゲームの会でいろいろな価値観の人と出会うので、仕事でも寛大になれるとか(笑)。1人用のボードゲームもありますが、1人で遊んでも寂しいので2人以上で対戦して遊びます。
後藤
仕事以外の場所に行くと友達も増えますよね。
福本
ボードゲームは、最初はニックネームで参加するんです。本名とか職業とかわからないので、徐々に親しくなって素性がわかってきて、それも楽しい。ボードゲーム終わりに食事に行ったりもしますよ。ボードゲームに限らないことだと思いますが、職場とは違う場で人と出会うのって新鮮です。いい刺激になっています。
話しやすい環境や上司の姿勢も、休みを取りやすい一因
残業など、急な勤務時間の変更はありますか?
福本
その日のうちに出願しないと、というときは19時まで、ということがたまにあるくらいですね。
水島
後藤さんは自分のペースで仕事できていますか?
後藤
そうですね。時差出勤を利用できて、早く帰って自分のやりたいことができてますし、休みを取りたいときも、そこに合わせてしっかりと自分で仕事を進めていくことができます。休みはとりやすい職場だと思います。
水島
そうですね。私もそう思います。休みの日の話を同僚とすることもありますし、休みが取りにくいって感じはないですね。基本的には残業もあまりない。お客様の事情で急な仕事が入ることも多いですが、だいたい仕事の予測はつきます。
後藤
上司も休みを取っているし、休みづらい雰囲気はないですよ。所長も多趣味で、ゴルフ、旅行、筋トレ、カラオケなどプライベートを楽しんでらっしゃるそうです。
西田
理由に関わらず休みがとりやすい環境で、平日に有休を使ってライブに参戦することもあります。有休はライブのために使いたいんです(笑)
水島
ちゃんと仕事の調整をすれば、趣味のために休みをとることは、むしろ仕事への力になる。そのことをみんなが理解してくれていると思います。このよいサイクルを続けていきたいですね
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