小出
典宏
Norihiro
Koide
入社年 2006年
職種 特許技術者
経歴 環境プラントメーカー勤務を経て入社し、化学、水処理、日用品、医療機器などの分野を担当

前職での経験があるからこそ、現在の仕事ができると思っています

私は、特許技術者として特許出願の明細書を作成したり、出願後に特許庁から届く拒絶理由通知書などへの対応をしたりしています。アメリカやヨーロッパに出願する場合には、明細書の英文翻訳も行っています。
アスフィに入社する前は、10年間、環境プラントメーカーに勤務していました。研究開発や新事業調査の業務に携わり、研究室と現場の双方を経験。専門の化学をベースに、生物処理、流体、機械、プラントなどの幅広い分野の技術に触れたことは、現在の仕事に大いに役立っていると思います。

プレイヤーとして、最前線で技術に触れる仕事を希望しています

最大の理由は、企業で管理職になるよりも、プレイヤーであり続けたいという強い思いを持っていたからです。特許技術者であれば、前職で身につけた幅広い分野の技術に関する知識や技術文書の作成経験を活かすことができます。そして常に最前線の現場で、新しい技術に触れながら働き続けることもできます。そういったことをとても魅力に感じました。
また、特許事務所が日本企業の技術開発を下支えする存在であることも理由の1つです。日本は資源が少ないけれど、技術力で発展してきた国です。この先も日本が技術立国であり続けるためには、知的財産力をより高めていく必要があります。特許事務所の活躍は欠かせないのです。
それに、特許に携わる仕事の安定性にも惹かれました。世の中を席巻した技術分野であっても、時代の流れに従って縮小していく事業もあります。その点、特許は世界的な仕組みなので、自分自身がスキルを磨いてさえいれば、仕事がなくなるリスクは低い。これも転職先として選んだ理由でした。

職場は風通しが良く、気軽に相談できる雰囲気です

前職でも特許出願をする機会がありましたが、明細書の作成は特許事務所に依頼していたため、入社時の私のスキルは初心者レベルだったと思います。ですが、アスフィの先輩所員たちは、そんな私にも特許実務を基本からきちんと教えてくれました。社内は風通しが良く、困ったことがあれば気軽に相談できる雰囲気なので、異業種からの転職でも不安を感じることはなかったですね。
また、アスフィでは、弁理士資格があってもなくても、努力して成果を出せば適正に評価してもらえます。そのため、自分自身でキャリアプランを決めることができるのも、良い点だと思います。

アスフィには人柄の良い所員が多く、自然に助け合える風土があるのは、所長の影響も大きいと思っています。どんな所員にも長所と短所があるものですが、所長はまずその人のポジティブな面に目を向けて評価してくれます。コロナ禍で中止になった忘年会の代わりに、所員に有名店のクッキーの詰め合わせを配るといった心配りからも、所員を大事にする姿勢が伝わってきます。

研究開発の現場経験があったので、発明を具体的にイメージできました

メーカーの研究開発職として、自分の手を動かして実験した経験や現場に触れた経験が、特許の仕事をするなかでも強みになっています。クライアントから相談を受けたときに、どんな発明なのかを具体的にイメージできるので、そこから思考を広げやすいんです。加えて、元研究者としてクライアントの思いを理解して、共感を示しながら課題の指摘や提案ができることも、信頼を得ることができるポイントではないかなと感じています。
一方、メーカー時代には使わなかった特許法をはじめとする法律用語には、やはり慣れるまでは苦労しましたね。

未知の技術を知ると、私も知的好奇心を刺激されます

なんといっても、さまざまな発明や新しい技術に触れられることが、この仕事の醍醐味です。例えば今担当している医療機器の特許の仕事では、医療現場で最先端技術をどのように使って手術が行われているのかを垣間見ることができます。自分が知らなかった技術の話を聞いていると、いつも知的好奇心が刺激されて胸が躍ります。一見単純に見える技術でも、詳しく聞くと複数の細かい工夫が詰まっていて、驚かされることもありますよ。
やりがいを感じるのは、的確に発明のポイントをつかんで、きれいに明細書をまとめ上げて特許出願できたときですね。出願時の戦略通りに特許が認められたときにも、大きな喜びを感じます。

案件の進め方を自分で決められるので、ワーク・ライフ・バランスは取りやすいと思います

アスフィでは、納期に間に合う範囲であれば、案件を進める順番やスケジュールを自由に決められます。ですから自分の都合に合わせて勤務時間を調整したり、休みを取ったりすることも可能です。案件数は、各所員の能力や事情に応じて割り振られます。所員がそれぞれのワーク・ライフ・バランスを考えて、自分らしくキャリア形成できる職場環境だと思います。
私の場合、遅い日でも19時か20時には帰宅できています。毎朝、家族と食事をしてから出勤し、仕事が終わったら家に帰って、また家族と会話する時間を持つことができます。私にとっては、今のこの働き方が理想形です。

試行錯誤を重ねてきた経験は、知財の世界でも必ず活かせます

私はプレイヤー志向が強いので、今後も技術の知識を深めて、特許の仕事を究めるつもりでいます。クライアントはもちろん、アスフィの他の所員からも信頼される特許技術者を目指していきたいです。
特許技術者や弁理士は、技術に対する興味と好奇心を持っていて、論理的な思考や地道な努力ができる人に向いている仕事だと思います。特に、私のように研究開発職からの転職を考えている人には、有力な選択肢の1つです。おそらくどのメーカーでも、研究開発職は、自分が与えられた研究テーマに、最後まで責任を持って向き合わなければならないでしょう。シビアな世界で日々悩み、試行錯誤を重ねて解決策を見つけ出してきた経験は、特許事務所の仕事でも必ず活かせると思います。

同僚から見た小出さん

入所時から指導やアドバイスをしていただいており、今もとことん相談に乗ってくれる頼れる先輩です。担当の技術分野は幅広く、深く鋭い分析力と洞察力もお持ちで、いつも勉強させてもらっています。

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太田 香苗

相談させて頂きたいときに声をかけると、「大丈夫だよ!どうしたの?」と優しく返してくださり、忙しい時でも嫌な顔一つせずに対応してくださる、「先輩の鏡」のような方です。

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辻 奈央

クロストーク

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